PCISSC主催 2015年のアジア太平洋地域コミュニティミーティングが10月14日(水)・15日(木)、日本で初めて東京で開催されました。 日時:2015年10月14日(水)・15日(木)会場:ウェスティンホテル東京(恵比寿)※当日のアジェンダなど詳しい案内は、PCISSCのサイト (http://events.pcisecuritystandards.org/2015/tokyo/)をごらんください。 PCIDSSのコミュニティミーティングは、PCISSCスタッフや各国の業界エキスパートから、有益な情報を入手できる機会として、米国・欧州・アジア太平洋の3つの地域で毎年開催されています。今回の東京へは、アジア太平洋地域から12か国(全体では20か国)、POは37団体が参加しました。 オープニングのあいさつをするPCISSCのゼネラルマネージャー、Stephen W. Orfei氏。「カードセキュリティは、犯罪者集団との戦いです。みんなで犯罪者と戦っていきましょう」とアピール。 基調講演を行う、SSCの国際ディレクター、Jeremy King氏。特に太平洋地域におけるカードセキュリティで重要な観点について説明。 Keynoteセッションとして講演を行う、経済産業省商取引監督課の坂本里和課長。 坂本氏はセキュリティ対策の優先課題として、加盟店におけるカード情報の非保持化、IC取引の早期実現、なりすまし等の不正使用対策の強化の3点をあげました。 クレジット業界に迫っている脅威の背景や、Payment Ecosystemの安全について講演するSSCのCTO(テクノロジー担当)・Troy Leach氏。 Troy氏に引き続いて、SSCが行っている各種の研修プログラムについて解説する、トレーニング担当ディレクターのGareth Bowker氏。 アジア太平洋地域における金融サービス業界や、小売市場の傾向や動向について開設する、Oliver Wyman社のシニアアナリスト、柳川英一郎氏。 ベライゾン社の国際情報マネージャー、Ciske Oosten氏が、PCIDSS準拠の傾向について解説。 SSCの幹部メンバーと当協議会の運営委員にて、ランチミーティングを行いました。 JCDSCとのミーティングには、SSCからGMのOrfei氏とKing氏が出席して、意見交換いただきました。 展示ブースは、SSCでは「ベンダー・ショーケース」という名前です。国内・海外の企業17社が並んでいました。 1日目のセッションが終わり、17時からはお酒も含めての懇親パーティーが行われました。 懇親会のアトラクションには、津軽三味線が登場して、日本のムードを盛り上げていました。 2日目のオープニングで流れを説明する、Jeremy King氏。 King氏はお話の中で、当協議会のスライドを出して、日本開催に協力したことへの謝意を述べられました。このようなスペシャルサンクスをSSCから表明いただき、とても恐縮です。 NRIセキュアテクノロジーズ社のシニアセキュリティコンサルタント・矢野淳氏の講演。サイバーセキュリティの最新動向について解説しました。 NRIセキュア社もJCDSC会員ということで、矢野氏は当協議会についてスライドを1枚出して、概要を説明していました。ありがとうございます。 インターネット通販大手・楽天のシニアTPM、Marat Vyshegorodtsev氏。 2日間にわたったセッションの最後は、セキュリティコンサルタントのGordon McIntosh氏。 2016年のアジア太平洋地域コミュニティミーティングは、シンガポールで開催されることが発表されました。
日程:2016年11月16日(水)・17日(木)
会場:ホテル フェアモントシンガポール 詳しい案内はPCISSCのサイトに掲載されていく予定です。JCDSCも引き続き協力してまいります。 以上 |