中小企業は、データ泥棒の格好の標的です。
ペイメントカードの情報が漏えいすると、その影響はすぐに現れます。
顧客は、個人情報を保護する貴社の能力への信頼を失います。
そして、取引先を他の会社に変更してしまいます。
また、訴訟による損害賠償の可能性があり、あなたの会社は、ペイメントカードを受け付ける能力を失うことになるかもしれません。
中小企業1,015社を調査した結果、データ漏えいが発生した会社の60%が6ヶ月以内に廃業してしまいました。
(PCI SSC制作「小規模加盟店向け安全なペイメントのガイド」より)
1. 小規模加盟店向け安全なペイメントのガイド
日本語版も発行されています。■こちらからダウンロードできます。
2. セキュリティ啓発のビデオアニメ
PCI SSC制作のビデオアニメ3部作「必須のカード情報セキュリティ」が2018年5月に公開されました。
日本語字幕制作をJCDSCが協力した、各2分半の短い作品です。
システム担当者だけでなく、経営者や従業員の方もごらんください。
@ パスワードを強力に
A 最新のパッチを当てる
B リモートアクセスに注意
加盟店企業がカード情報非保持やPCI DSS準拠に対応するうえで、参考となる先進企業の事例をご紹介します。
このコーナーへ掲載いただける事例を、どうぞお寄せください。
パート従業員にカード取扱いのビデオ研修を手作りで
株式会社あーる工房は、洋服リフォーム・靴バッグ修理サービスのフランチャイズチェーンで、東海・関東地方を中心に57店を展開しています。
1年ほど前からカードの取扱いを始めましたが、店舗にはパート従業員も多いので、クレジットカードの取扱いが分かりやすいように、社内の手作りで研修ビデオを制作し、活用しています。
外部のお客様に公開するプロモーションビデオだと、専門の制作会社へ依頼する必要がありますが、費用もそれなりにかかってしまいます。社内の研修用なら内容さえよく分かればいいのではないかと、社長自ら撮影・編集をしました。
株式会社あーる工房「クレジット受付マニュアル」動画はこちら>>
株式会社あーる工房
本社 / 岐阜県羽島市
代表取締役社長 / 鬼頭明彦
年商 / 7億5千万円(2017年度)
従業員数 / 120名