夏のセミナーらしく白シャツの参加者で埋まった会場
(2017.7.26 日本橋公会堂の会議室)
開催要項
“実行計画2017”において、PCI P2PE (PCI Point to Point Encryption)が紹介され、カード 情報を強力に保護する仕組みとして、注目されています。P2PEの認証審査ができる審査機関(P2PE-QSA)も、日本国内に数社登場してきました。
P2PEを組み込んだPOSレジや決済端末は、対面加盟店にどのようなメリットをもたらすのか、 P2PEソリューションの認定を得るにはどうすればよいかなど、PCI P2PEについて基本から分かる基調講演と、業界各方面の有力ベンダーから解説いただきます。 また、(一社)日本クレジット協会様をお招きして、P2PE等による「非保持と同等/相当」の考え方についてのご講演も注目です。 参加要項
内容時間割13:10 受付開始 13:30 オープニング 13:40 基調講演 「国内におけるPCI P2PEの普及とその位置付け」 実行計画2017においてPCI P2PEが、カード情報の「非保持化」と同等/相当のセキュリティ措置の一例として紹介されました。POS加盟店がPCI P2PEを導入することによって飛躍的にセキュリティの向上が見込まれる一方、業務上の課題も残されております。本プレゼンテーションでは、それらの課題や、POS加盟店やそのデータ処理を担うASP/クラウドセンター事業者、決済端末メーカーが今後どのようにPCI P2PEに取り込んでいくかについて解説します。
講師:
fjコンサルティング株式会社 代表取締役CEO 瀬田陽介 (ユーザー部会代表) 14:15 講演@ 「実行計画2017の理解とカード情報非保持化への取り組み」 クレジット加盟店様におかれましては、カード情報の非保持化について具体的な対応が求められています。本講演では、実行計画2017の最新情報とP2PEソリューションを中心としたカード情報非保持化、および対応する決済端末に関するキヤノンの取り組みについてご紹介します。 講師:キヤノンマーケティングジャパン株式会社 14:50 休憩 15:00 講演A 「P2PEソリューションのご紹介と加盟店様における運用のポイント」 昨今、クレジットカード情報非保持化は対面加盟店様の大きな課題の1つとなっており、早急な対応が求められております。本講演では弊社の提供するPCI P2PEソリューションを通じて、ご検討中の加盟店様に導入のポイントや実施して頂く運用についてご紹介します。 講師:セイコーソリューションズ株式会社 データサービス本部 15:35 講演B 「P2PE審査の要件概要と国内QSA陣容のご紹介」 PCI P2PEの認定取得に必要な準備、基準の概要や構成、審査の進め方、現在の国内実績などなど、実践的な内容をP2PE-QSAから解説し、国内P2PE-QSAの陣容についてもご紹介します。 講師:国際マネジメントシステム認証機構株式会社 審査部 16:05 講演C 「実行計画2017の推進状況について 〜カード情報保護分野を中心に〜」 クレジット取引セキュリティ対策協議会の事務局である、当日本クレジット協会で把握している、加盟店におけるカード情報保護対策の状況についてご紹介します。また、本年4月に取りまとめた「非保持と同等/相当」の考え方等、非保持化を取り巻く状況等についても併せてご紹介します。
講師:(一社)日本クレジット協会 16:40 終了 |