自社のPCI DSS準拠の審査を担当できる、企業内のセキュリティ評価人=ISA (Internal Security Assessor)の育成講習会が、日本語版で開催されるようになり、日本でもISA資格者が増えています。JCDSCユーザー部会ではPCI SSCと連携して、「JCDSCユーザー部会勉強会/ISA交流会」を2020年から開催しています。
ISA資格者になるための講習受講料は一般(PO会員でない団体)の場合は50万円ほどかかるので、講習の具体的な内容や修了試験の難易度などを、詳しい情報のもとに検討したいという企業も多いと思われます。
そこで、JCDSCでは、現役ISAを講師とし、無料の「ISA合格セミナー」をオンラインにて開催いたします。ISA資格者の育成を検討される企業は、どうぞご参加ください。
<PCI DSS v4.0への対応について>
2023年の新規ISA資格取得者向けの講習会および認定試験もPCI DSS v3.2.1で行われることがPCI SSCよりアナウンスされております。v3.2.1のISA資格取得後にPCI SSCで提供される移行トレーニング(無償予定)を受講し、v4.0のISA資格者として活動することが可能です。
来年以降の新規取得者向け講習会および認定試験はv4.0で行われると想定され、試験の傾向や難易度について数年は情報が不足すると想定されます。現在のv3.2.1でISA資格を取得しておいて、v4.0による移行トレーニングに臨むほうが、資格を維持しやすいと予想されます。どうぞ今回の機会をご利用ください。
■PCI SSC主催のISA講習会(日本語版)は、2023年8月16日(水)にオンラインで開催されます。
開催要項
日時 | 2023年6月5日(月) |
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参加方式 | WEB会議・ミーティングシステム「zoom」(ズーム)を使用し、各自のPCやスマートホンで受講。 お申込みいただいた方には後日、接続するためのIDやパスワードをお送りします。 |
主催 | 日本カード情報セキュリティ協議会(JCDSC) ユーザー部会 |
協力 | PCI セキュリティスタンダーズカウンシル(PCI SSC) |
参加要項
参加費 | 無料 |
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参加対象 | ISA資格に関心のあるすべての事業者の方 |
申込締め切り | 6月1日(木) ※ただし接続回線の定員(100名)に達したら申込みを締め切ります。 |
参加申込み・お問合せ |
※企業のセキュリティ設定によっては、申込みフォームへアクセスできない場合があります。申込みデータベースでの整理の都合上、スマートホンや別回線のPCからアクセスいただくなど、できるだけ申込みフォームからの入力に、ご協力をお願いします。 ※それも困難な場合は、当セミナー事務局宛メール「forum@jcdsc.org」でご相談ください。 |
セミナーの概要
大日本印刷株式会社 情報イノベーション事業部
PFサービスセンター セキュリティソリューション本部 主幹企画員 佐藤 俊介氏
PCIセキュリティスタンダードカウンシル
アソシエイトダイレクター日本 井原 亮二氏
主な内容
- ISA資格制度の概要
- 申込み手続きの流れや注意点
- ISA講習会のカリキュラム
- ISA資格を持つメリット
- ISAトレーニングの概要と例題解説
- ISA試験対策のポイント
- PCI DSS v4.0への移行トレーニングの概要