クレジットカードの不正利用被害額は、2022年に400億円を超えて過去最大になっています。その原因のほとんどは、窃取されたカード番号等をEC加盟店で不正利用されていることです。
2016年の「実行計画」以降、加盟店はカード情報非保持化を達成しているものの、カード不正利用に対するセキュリティを改善していかなくては、この被害額を低減できないでしょう。
そこで、加盟店を始めクレジットカード関係事業者が講じるべき対策について、このセミナーを開催いたします。
開催要項
日時 | 2023年11月22日(金) 13:30〜16:45 |
---|---|
会場 | 日本橋公会堂(人形町・水天宮前) 2F 第3,4洋室(連結利用/定員120席) |
会場アクセス | マップ |
主催 | 日本カード情報セキュリティ協議会 (JCDSC) |
参加要項
参加費 | 無料 |
---|---|
参加対象 | クレジットカード関係事業者の方 |
参加申込み・お問合せ |
申込み受付は終了させていただきました。
|
セミナー内容
1.「FIDO生体認証のクレジット被害への有効性」
13:- 本当にFIDO生体認証がクレジットカード被害を防げるのか
- 他の認証ソリューションとFIDO生体認証の比較
- FIDO生体認証の導入方法と事例(アコム、ジャックスなど)
講師:Capy株式会社
CSO兼ホワイトハッカー 松本 悦宜
2.「ForcepointによるSaaS型DLPと SSEを組み合わせた次世代の情報漏えい対策」
ForcepointではData-First-SASEと題して、SaaS型のエンドポイントDLPとSSE(SWG、CASB、ZTNA)を組み合わせた新しい情報漏えい対策をを提供しております。この講演では、どのようなアーキテクチャで情報漏えい対策を実現しているか具体例などを交えてご説明いたします。
講師:フォースポイントジャパン株式会社
フィールドセールスアカウントマネージャー 布宮 友寛
3.「Emailブランド保護不可欠なDMARC/BIMIを簡単に実装/Appgate Email Protection」
最近話題のメールセキュリティ規格であるDMARCおよびBIMIとは何なのか?DMARCを導入したものの、レポートが活用しきれていない、また、せっかくなのでBIMIも導入してみたいが、導入方法が難しい、といったお悩みを解決する、統合メール管理プラットフォームをご紹介します。
講師:Appgate,Inc
Appgate Reginal Sales Director 畠山 昌録
4.「実効力と自動化を備えたWebスキミングとフィッシング対策」
クレジットカード情報の漏えいで、最も影響力の大きいWebスキミングとフィッシングへの対策。コンプライアンスと実際の効力に加え、加盟店サイトで日々の運用が可能かという観点から、国内での検知の実例を交えて、Akamaiのソリューションと最新の機能をご紹介します。
講師:アカマイ・テクノロジーズ合同会社
マーケティング本部 プロダクト・マーケティング・マネージャー 中西 一博
5.「クレジットカードセキュリティの最前線、Threat Intelligenceの積極活用」
近年のクレジットカードのセキュリティ被害増加に伴い、Threat Intelligence(脅威インテリジェンス)活用の重要性が注目されています。本講演ではクレジットカード被害(特にフィッシング被害にフォーカス)の現状やトレンド、Threat Intelligenceの活用方法を実例を交えながら解説し、先進的な対策方法についても紹介します。
講師:NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
GRCプラットフォーム部 セキュリティコンサルタント 奥村 哲平
以上