PCI DSS v4.0の新要件への対応にあたり、クラウドサービスの利用を決めた企業も多いと思います。今回のセミナーでは、各社より、クラウドを利用したPCI DSSv4.0対応に取り組んでいる、もしくはクラウドの利用を検討しているPCI DSS準拠企業に役立つ情報を共有いただきます。
また、ゲストに金融庁 情報化技術支援室の外間崇氏をお招きして、金融業界におけるクラウド利用時のセキュリティのポイントについて講演をいただきます。貴重な機会となりますので、ふるってご参加ください。
開催要項
日時 | 2023年12月21日(木) 13:30〜16:30 |
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開催方式 | オンライン(Zoom Webinar) |
主催 | 日本カード情報セキュリティ協議会(JCDSC)ユーザー部会 |
協力 | PCI DSS AWS Users Consortium Japan(PCI DSS AUC Japan) |
参加要項
参加費 | 無料 |
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参加対象 | クラウドサービスを利用してPCI DSS v4.0に取り組んでいる方、もしくは関心のある方 |
参加申込み・お問合せ | 受付は終了させていただきました(12/20) |
セミナー内容
1.「金融業界におけるクラウド利用時のセキュリティのポイントについて」
メガバンクがパブリッククラウドを採用して8年近く経過し、金融業界の各種セキュリティ規程においてもクラウドへの対応が整備されてまいりました。当日はクラウドを使う上でのセキュリティのポイントについて、PCI DSSを含む各種基準・規程での注意点を説明します。
講師:金融庁 総合政策局 秘書課 情報化技術支援室
上席技術支援専門官 外間 崇氏
2.「PCI DSS v4.0対応を促進するクラウドサービスとお客さま最新事例」
リンクは、PCI DSS v4.0対応を通じて、多くの企業のコスト削減やエンジニア負荷軽減、漏えいのリスク低減を支援してきました。本セナーでは、v4.0対応を促進する「セキュリティサービス」と「運用代行」、スコープの縮小が可能な「ペイメントトークン」を活用した最新のお客さま事例を紹介します。
株式会社リンク セキュリティプラットフォーム事業部
事業部長 滝村 享嗣氏
3.「PCI DSS v4.0対応ソリューションとクラウド利用における留意点などFAQ紹介」
PCI DSSSv4.0の変更にともなう要件の解決策をイチQSA目線で広く複数紹介し、併せてクラウド利用における留意点などFAQを紹介します。
講師:ICMSソリューションズ株式会社 コンサルティング部
部長 稲岡 政一氏
4. 「PCI DSSにおけるSaaS型FIDO生体認証ソリューションの利用」
PCI DSSの要件の中でもユーザー認証に焦点をあてて、FIDO(Fast Identity Online)生体認証技術の利用可能性とSaaSで導入するメリットについて探求します。
講師:Capy株式会社 研究開発部
CSO兼プロダクトマネージャー 松本 悦宜氏
5.「AWS環境におけるPCI DSS v4.0対応の取り組み」
AWS専業のクラウドインテグレーターがPCI DSSに準拠した背景と取り組みのノウハウ、PCI DSS v4.0対応に向けた取り組みについてお話し致します。
講師:株式会社サーバーワークス マネージドサービス部
部長 玉木 雄二氏
6.「XDRでv4.0の要件対応と運用負荷低減を実現」
PCI DSS v4.0では技術的な観点からより高いセキュリティを求める要件が追加になりました。特にPCI DSSv4.0で増えるログに関する要件の対応に悩まれているお客様へ、エンドポイントからクラウドサービスまでセキュリティイベントを包含できる今注目のクラウドサービス「Microsoft XDRソリューション」を用いたPCI DSS対応例をご紹介します。
講師:TIS株式会社
IT基盤サービス事業部セキュリティサービス部 エキスパート 関根良知氏
IT基盤ビジネス事業部IT基盤コンサルティング部 チーフ 岡本美都子氏
7.「PCI DSS v4.0適用範囲の定義とセキュリティ診断要件のポイント」
PCI DSS Version4.0の各種変更点のうちAWSなどのクラウド環境も含めたシステム全体に関わるものとして、適用範囲の定義の明確化、セキュリティ診断要件の変更点にフォーカスしてポイントを説明します。全体に関わる要件としてVersion4.0対応を契機にあらためて実施観点を再確認しましょう。
講師:NTTデータ先端技術株式会社
サイバーセキュリティ事業本部 セキュリティイノベーション事業部
セキュリティコンサルティング担当 堀 茂人氏・野村 圭太氏
以上