PCI DSS基準は今年6月にv4.0.1に更新され、日本語版も最近公開されました。大きな改訂ではありませんが、対応しないわけにはいきません。
基調講演では、v4.0.1の変更点のポイントを解説します。またv4.0で多くの「ベストプラクティス」としている要件が、まもなくあと半年で期限を迎えますから、それらの対応を進めていただく必要があります。これらをテーマにQSA会社やソリューションベンダー会社でセッションを構成します。どうぞご参加ください。
開催概要
日時 | 2024年10月25日(金) 13:30〜16:35 |
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開催方式 | オンライン(Zoom) ※定員300人に達しましたら締切りとさせていただきます。 |
主催 | 日本カード情報セキュリティ協議会(JCDSC) |
開催概要
参加費 | 無料 |
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参加対象 | PCI DSSに取り組んでいる方、もしくは関心のある方 |
参加申込み・お問合せ | 定員(300名)に達しましたので、申し込み受付を終了させていただきました。(10/22) |
セミナー内容
13:30 オープニング
13:35 1) 基調講演「PCI DSS v4.0.1への改訂とその対応」
PCI DSS v4.0.1のリリース後、要件における変更点の要約も日本語版が公開されました。v4.0からの大幅変更には相当しないものの、変更に関わる項目はそれなりの数でもあり、その概要やポイントを解説します。さらに要件の日本語版の公開に際して、QSA部会で検討した対応方針について説明します。
講師:NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 決済セキュリティコンサルティング部 部長 須田 直亮
14:05 2)「今聞いておきたい!難易度の高いベストプラクティス要件への対策」
PCI DSSv4.0 ベストプラクティス要件 6.4.2、6.4.3、11.6.1 に対応するWAFやオンラインスキミング対策及び、統合ログ管理など、様々なv4.0 対応で、当社のクラウドサービスを活用していただいています。当日は、本サービスを活用した事例を紹介します。
講師:株式会社 リンク セキュリティプラットフォーム事業部 事業部長 滝村 享嗣
14:30 3)「非保持化だけではないトークナイゼーションの活用方法」
データベースやストレージの丸ごと暗号化は、v4.0以降では要件不適合になります。本セミナーでは、ベストプラクティスの暗号化要件である要件3.5.1.2に対応可能な暗号化ソリューション「CipherTrust」をご紹介します。
講師:キヤノンITソリューションズ株式会社 ITサービス事業企画部 吉川 大亮
14:55 4)「PCI DSS v4.0への対策・PANRT・イリーガルビューPCI DSS版」
PCI DSSv4.0で必ず実現するべき重要点は、リモート画面からのコピペでクレジットカード番号を除外する部分です。通常コピペを完全に無効化する方向に考えますが、それでは、従来の利便性が失われます。PANRTは、従来のコピペできる環境を PCI DSSv4.0で実現する特化ツールです。イリーガルビューPCI DSS版に新たにクレジットカード監視機能を装備させました。
講師:株式会社ケイディティエス 代表取締役 宮沢純一
15:20 5)「ベストプラクティス要件対応ソリューションご案内」
ベストプラクティス要件の完全対応期限まで、約半年に迫っています。弊社では、数ある当該要件の中でも、特に対策ニーズの高い、WEBスキミング対策要件(要件6.4.3/11.6.1)を中心に、その背景から、利用方法やメリット、関連サービスのご紹介を致します。
講師:三和コムテック株式会社 営業部 シニアマネージャー 岡山 大
15:45 6)「PCI DSS Ver4.0 SAQの変更点について」
2024年4月よりPCI DSS v4.0が有効化されました。今年v4.0のSAQを初めて作成予定のご担当者様に向けて、本セミナーでは「サービスプロバイダー向け SAQ-Dの改訂ポイント」や「SAQ-Aで新たに対応が必要となった要件」を中心に解説いたします。
講師:株式会社ブロードバンドセキュリティ 情報セキュリティプロフェッショナルサービス本部PCI推進部 スペシャリスト 宮本敬史
16:10 7)「PCI DSS v4.0 とv4.0.1の注意点とベストプラクティスFAQ」
PCI DSSv4.0の監査現場で見られるトレンドと、v4.0.1の注意点、およびベストプラクティスに関するFAQと事例を紹介します。
講師:ICMSソリューションズ株式会社 代表取締役社長 荒井 亮介
16:35 終了